「収入」と「所得」の違いは?
収入は「額面での売上」。
所得は「売上(収入)から経費を引いた最終粗利」です。
所得の額が、税金計算の基になる金額となります。
「確定申告」と「青色申告」の違いを教えて下さい。
確定申告の中に、「青色申告」と「白色申告」の2種類があるのです。
「青色申告」は一定の決まりを満たせば可能となる申告の種類で、
税務上有利な申告となります(税理士に依頼すれば、まず満たします)。
青色申告の条件を満たさない申告は「白色申告」となります。
「白色申告」よりも「青色申告」の方が得をする、ということですか?
特別控除(最高で65万円)など、メリットの大きさを考えれば迷わず「青色申告」をおすすめいたします。
あえて「白色申告」のメリットを挙げるなら、経理上の処理や手続きが簡素化される点でしょうか。
事業計画書の上手な書き方を教えて下さい。
一言では非常に難しいのですが、大切なのは経営者様の夢や目標がきちんと数字に反映され、具体的な
意味を持っているかどうか。すなわち数字に具体的な意味があれば、誰に質問されても即座に答えることが
できますからね。
詳しい書き方については内容にもよりますので、まず税理士に相談された方が良いと思います。
帳簿の保存期間について教えて下さい。
税法上は最長7年です。商法上なら10年(支店備え置き分は5年)となります。
電子帳簿についても同期間です。省スペース化にもつながりますので、考えてみてはいかがでしょう?
確定申告に必要な帳簿や書類は何種類ぐらいありますか?
会社や申告内容によってさまざまですが、証拠となる書類は全て必要となります。
お金の動きがすべて把握できる書類、およびそのお金の動きの根拠となる書類があれば、問題ありません。
「年末調整」って、具体的に何を調整するんですか?
調整の対象となるのは「給与に関する所得税」です。
サラリーマンの確定申告を、会社が代行することだと思って頂ければ分かりやすいでしょうか。
サラリーマンの給料から毎月引かれている「源泉税」ですが、
あれは「1年間の給与を予想した上で計算した金額」なのです。
しかしあくまで「予想」ですから、実際の額とは当然ながらズレが生じますよね。
よってそのズレを調整する機会が、1年の終わりに必要となります。
つまり、
「予想で計算した1年分の税金」 と 「1月~12月までの給料を合計し、正確に計算した1年分の税金」
この2つの間にできた 『誤差』 を、調整するのです。
「貸借対照表」と「損益計算書」の関係性を教えて下さい。
「貸借対照表」は(資産-負債)、「損益計算書」は(収益-経費)です。
通帳でいうなら、貸借対照表は「残高」、損益計算書は「入出金明細」とイメージして下さい。
ちなみに貸借対照表は過去の損益を積み増して表示しますが、損益計算書は単年の損益表示となります。
税理士法人と個人事務所の違いは? どちらに相談するのがいいのでしょう?
税理士法人の設立には、最低2名の税理士が必要となります。
ただし、多くの税理士スタッフを抱えている個人事務所もあります。
「所属税理士が多い」というのも1つの選択基準ですが、担当がコロコロ替わることも考えられます。
それぞれ一長一短ありますので、できればいろんな税理士事務所の方とお話しするのがいいでしょう。
「自分に合った税理士」を選ぶことが、何より大切なのですから。
「1円起業」についての問い合わせもありますか? 本当に可能なんですか?
問い合わせはほとんどありませんね。
「1円起業」そのものは法律的に可能ですが、現実的に1円だけでの起業は無理です。
資本金1円(または0円)の企業が、果たして社会の信頼を得られるのか? という疑問もありますからね……。