GWの旅行動向、東北地方とアジアが人気

楽天トラベル株式会社は、2012年4月28日から5月6日までの

ゴールデンウィーク期間の国内・海外旅行の予約状況を調査・発表した。

調査は、全国の楽天トラベルニュースを購読している会員に対して、

2012年3月28日から30日に行ったもので、回収サンプル数は

538サンプル。

それによると、国内旅行全体（国内宿泊＋ダイナミックパッケージ）は、

前年比+54.0％、

国内ダイナミックパッケージ（ANA楽パック、JAL楽パック）は

+72.3％の増加となった。

エリア別では、東北6県が（いずれも前年比）+171.6％、

首都圏（一都三県）が+69.6％、栃木県+124.4％、群馬県＋112.7％、

神奈川県＋74.7％で、いずれも増加傾向であることが分かった。

昨年、東日本大震災の影響で旅行を控えた消費者の需要が

回復したものとみられるが、特に東北地方の伸び率が高い理由は、

東北の観光復興に向けた国や東北各県などによるキャンペーン

「東北観光博」などが功を奏したためとみられる。

なかでも、「弘前桜まつりプラン」にカップルの人気が集まっているという。

首都圏への旅行は、おもに東京スカイツリー周辺と

東京ディズニーリゾートが人気となっている。

海外旅行では、海外ダイナミックパッケージ（楽パック）が

前年比+91.0％、エリア別では中国（いずれも前年比）＋334.2％、

台湾＋148.8％、サイパン+161.0％で、いずれも増加。

消費者が「安・近・短」を好んだことと、円高傾向の影響もあり、

近距離のアジアが人気となっている。

宿泊日のピークは、国内海外とも5月3日となっているとのこと。

参考リンク

http://travel.rakuten.co.jp/

2012年04月04日