携帯、スマホの電子マネー 利用者は3割
楽天リサーチ株式会社は、携帯電話、Androidを搭載したスマートォン
およびiPhoneユーザーに、携帯およびスマホ経由での電子マネーの
利用に関するインターネット調査を実施し、結果を発表した。
この調査は、3月27日から29日の3日間、楽天リサーチ登録モニター
（約220万人）の中から、全国の20歳から49歳の男女計1,200人を対象に
行ったもの。
過去に携帯かスマホ経由で電子マネーを利用したことがあるかを
たずねたところ、31.5％は利用経験があり、
「使ったことはないが、これから使う予定」という回答（12.3％）を
合わせると、43.8％の人が携帯およびスマホ経由で電子マネーを
利用したことがある人および利用意向のある人だということが分かった。
もし電子マネー機能を搭載したiPhoneが発売されたら、
現在の機種から買い替えを検討するかどうかを全員に聞いたところ、
約3割（27.8％）が買い替えを検討すると回答した。
携帯・スマホ経由で電子マネーを利用した経験がある人に、
利用したことがある電子マネーを複数選択で聞いたところ、
トップは「Edy」（72.8％）で、続いて「Suica」（37.2％）、
「nanaco」（27.2％）となった。
また同じ対象者に、電子マネーを利用したことのある場所を聞いたところ
（複数選択）、トップはダントツで「コンビニエンスストア」（84.7％）、
続いて「スーパー」（48.0％）、「自動販売機」（37.2％）、
「駅（切符・定期券）」（36.1％）、「ファストフード店」（33.5％）で、
「Edy」はコンビニエンスストアやスーパーでの利用率が高く、
交通系や流通系の電子マネーは定期券や会員カードの利用率が高い
という結果となった。
また、スマートフォンでアプリやソーシャルゲームを利用する場合、
決済はどのような手段で行っているかを複数選択で聞いたところ、
「クレジットカード支払い」（43.05％）、「通話料支払い」（28.7％）が
比較的多く、「電子マネー支払い」は13.5％だった。
同社では、「電子マネー支払い」については、クレジットカードを
保有できない人や電子マネーで上手にポイントを貯めている人の
利用があると分析している。
参考リンク
http://research.rakuten.co.jp/report/20120419/
2012年04月20日
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