人手不足の職業、第一位はエンジニア

総合人材サービスのマンパワーグループ株式会社は、

企業1011社を対象に、現在の労働市場における企業の人材不足感、

および人材不足を感じている職種について調査を行い、結果を発表した。

この調査は、2012年1月19日～2月1日までの期間に、

東京、大阪、名古屋の企業の人事部門長に対して、

電話、メールを利用して行われた。

調査対象となった企業の８１％が、必要な職種に対して

「人材不足を感じている」と回答したという。

２０１２年度の人材不足を感じている職種１位～１０位は、以下のとおり。

１．エンジニア

２．営業／販売業

３．会計・財務スタッフ

４．技術者

５．ＩＴ関連スタッフ

６．営業マネージャー

７．ＩＴマネージャー・プロジェクトマネージャー・IT部長

８．医者および看護師以外の医療専門家

９．顧客サービス担当スタッフ

１０．管理者・スーパーバイザー

「エンジニア」は、昨年の3位から1位に、

昨年1位だった「営業／販売職」は2位となった。

「エンジニア」に関しては、航空工学、電気工学、機械工学などの

専門的な分野において、専門資格や同等の知識をもっている人材の

需要が高まっているという。

昨年から、ローコストキャリアと呼ばれる格安航空会社の参入が相次ぎ、

より高機能かつコスト効率の高い航空機の開発等が進む中、

専門知識を持つ人材ニーズの高まりが考えられる。

参考リンク

http://www.manpowergroup.jp/

2012年06月01日