森トラスト、福島で大規模太陽光発電事業を開始

森トラスト株式会社は、震災復興支援と、産業の安定的・

持続的発展を支える都市基盤の形成を目的として、

現在休業中の「ラフォーレ白河ゴルフコース」において、

大規模太陽光発電（メガソーラー）事業を２０１３年度中に

開始すると発表した。

第１期事業では２メガ（出力　２ＭＷ、発電量　２００万ｋＷｈ／年）

規模で開始し、将来的には第２期事業を実施し１０メガ

（第１・２期合計　出力１０ＭＷ、発電量１，０００万ｋＷｈ／年）

規模への拡大を目指す。

同グループでは、東日本大震災において、仙台をはじめ被災地内に

事業エリアを持つ事業者として、都心部の自社開発物件および

日本の主要リゾート地で展開しているホテルネットワークを通じ、

多様な被災者支援・復興支援活動を展開するとともに、

ＢＣＰ（事業継続計画）、ＤＣＰ（地域継続計画）の必要性を

かねてから提唱していた。

今回、同グループ内で検討、検証を重ねた結果、

同施設をゴルフ場として再生するのではなく、

復興支援の一環として、福島における新たな産業の創出に

寄与するものとして期待される大規模太陽光発電所（メガソーラー）の

事業化を目指すことを決定したという。

今後は、本事業を太陽光パネルをはじめとした

再生可能エネルギーの技術研究の場としても活用するとともに、

都心のビルでもこれらの技術導入を検討していく予定。

参考リンク

http://www.mori-trust.co.jp/

2012年06月07日