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広告の効果、オンラインで瞬時に測定

住友スリーエム株式会社は、8月1日から、広告や製品パッケージ、

ウェブサイト、また店内の棚割など多岐にわたるデザインや

レイアウトの効果をオンライン上で瞬時に検証できる、

3M（TM）視線予測サービス（VAS：Visual Attention Service）の

日本語版を提供開始した。

企業の広告や販促物などについては、制作物や棚割の主な

効果検証方法として、アイ・トラッキングと呼ばれる実測手法があったが、

アイ・トラッキングは特殊な装置と被験者を必要とするため、

1カ月程度の時間とコストがかかっていた。

一方、同サービスでは、人があるものを見た時に、

最初の数秒間の視線の動きを瞬時に予測してレポートを提供する

サービスで、3M社の道路標識や反射材などの分野で培われた、

長年の“ビジョン・サイエンス”の研究が基になっており、

アイ・トラッキングによる解析結果の実に80～90%の精度を実現。

また、オンライン上で完結するだけでなく、

ソフトウェアのインストールや特別なハードウェアの管理も不要な

クラウド型のため、利用者は余計な手間や負担がなく、

常に最新のサービスを使用することが可能だという。

さらに、無料のiPhone（R）アプリやAndroid（R）アプリを

インストールすることで、スマートフォンで撮影した画像を

その場でリアルタイムで検証することも可能となった。

参考リンク
http://www.mmm.com/JP/vas

2012年08月01日