過去の記事一覧

薄型テレビ、販売台数59%減

ジーエフケーマーケティングサービスジャパン株式会社は、

2012年上半期の家電およびIT市場の販売動向を発表した。

テレビのアナログ放送終了から一年が経過した影響で、

家電量販店の売り場でも、AV商品の構成を縮小する動きが出ており、

前年まで大きなスペースを占めていたテレビコーナーに替わり、

スマートフォンやタブレット端末、太陽光発電システムなどの展示が

増えているという。

2012年上半期の薄型TVは、480万台。

前年上半期がエコポイント制度やアナログ停波により、

上半期としては過去最高の販売台数だった反動から、

前年比では59%減となった。また、アナログ停波以降、

大画面ＴＶの構成比が拡大しており、37インチ以上の数量構成比は

前年の22%から28%に増加した。2007年から2010年にかけては、

37インチ以上の数量構成比は30%超であったことから、

大画面ＴＶの更なる拡大が期待されるという。

また、DVD、ブルーレイ関連商品は、プレーヤー・レコーダー合計で

数量前年比31%減の348万台となった。

市場の過半を占めるBlu-rayレコーダー（以下BDレコーダー）は

薄型TV同様、前年特需の反動により同37%減の194万台となった。

BDレコーダーのHDD容量はトリプルチューナーやタイムシフト機能の

搭載に伴い大容量化が進展。

1TBクラスの数量構成比は前年から10%ポイント増加し20%に達した。

参考リンク

http://www.gfkjpn.co.jp/

2012年08月29日