結婚式の費用、震災後も高水準で推移

株式会社リクルートマーケティングパートナーズが企画運営する

結婚情報誌『ゼクシィ』は、新婚カップルの結婚スタイルについて

詳細に把握するため、毎年実施している「結婚トレンド調査」の結果を

発表した。

今回の「ゼクシィ結婚トレンド調査2012」は、2011年4月～2012年3月に

挙式もしくは披露宴・披露パーティを実施した人を対象に、

全国15エリア（北海道、青森・秋田・岩手、宮城・山形、福島、
茨城・栃木・群馬、首都圏、新潟、長野・山梨、富山・石川・福井、

静岡、東海、関西、岡山・広島・山口、四国、九州の）で実施された。

結婚式の規模についての調査では、挙式、披露宴・披露パーティ総額は

343.8万円で、前回調査よりも18.1万円増加した。

ここ6年でみると、303.1万円（06年）、343.8万円（12年）と、

約41万円増加しているという。

ご祝儀総額は226.3万円、増加しており、依然、高い水準で

推移していることがわかった。

披露宴・披露パーティの招待客人数は73.7人で、前回調査と

同程度だったという。

また、挙式、披露宴・披露パーティ実施者において、

震災による影響を受けなかった人は79.7%だった。

結婚式の際の演出については、「つながり」を感じる演出は

依然として人気で、加えて、カップル自身の生い立ちを公開する演出が

増加しているという。

同社では、より深く自分たちを知ってもらうことで、ゲストとさらに

深い「つながり」を築こうとする傾向があるものとみている。

参考リンク

http://www.recruit-mp.co.jp/

2012年10月18日