定年後の夫婦、1人の時間重視する傾向

積水化学工業株式会社住宅カンパニーの調査研究機関である

株式会社住環境研究所は、「定年後の夫婦2人の暮らし方

（シングルミックス）調査」を実施した。

"シングルミックス"とは、同研究所が提唱する定年後の夫婦2人が

仲良く快適に暮らせる住まい方で、夫婦がそれぞれ自立しつつ、

互いの個を尊重しあう「シングル（自立）」の暮らしと、

夫婦が適度な距離感でコミュニケーションする「ミックス（共生）」の

生活を共存させる老後の夫婦２人のライフスタイルを指す造語。

この調査は、2012年7月、55歳以上の男女に対し、インターネットで

実施された。有効回答は1247件（男性66%、女性34%）。

「夫婦といえども1人の時間がほしい、それでこそ仲良く暮らせる」

という考え方を支持すると回答した人は、約6割（59%）で、

女性は74%が支持。

充実させたい時間について聞いたところ、「自分のプライベートな時間」

と回答した人が、男性で70%、女性で78%となった。

「夫婦一緒の時間」と回答した人は、男性では42%だったが、

女性は24%にとどまった。

また、欲しいと思う専用空間については、「趣味室」との回答が多く、

男性では63%、女性で59%となった。

「実際に趣味室を持っている」と回答した人は、男性で20%、

女性では25%となった。

参考リンク

http://singlemix.jp/

2012年11月06日