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1ピース欠けたホールケーキで途上国支援

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンは、

日本で活躍するパティシエ有志の賛同により、ケーキを通じて

途上国支援を行う「LOVE CAKE PROJECT（ラブケーキプロジェクト）」を、

クリスマスに向けて実施している。

同プロジェクトは、参加パティシエ各自が1ピース足りない

ホールケーキ（ラブケーキ）を準備し、各店舗で販売するもので、

ラブケーキは通常のホールケーキと同じ価格で販売し、

足りない1ピース分の金額がワールド・ビジョン・ジャパンに寄付され、

国連世界食糧計画（WFP）と連携してケニアで実施する

食糧支援プロジェクトのために使われるというもの。

2009年に7店舗からスタートした同プロジェクトは、今年は

19都道府県から約90店舗が参加予定だという。

北海道からは、昨年全国1位の販売個数（339個）を誇ったルタオが

引き続き参加。小樽市にあるルタオ本店と、千歳市のドレモ・ルタオで、

12月16日まで販売されるという。

昨年度は、22都道府県から93店舗が参加。期間中に計1,089個の

ラブケーキが販売され、496,801円の募金が集まったという。

この募金は、現在、ケニア北部ツルカナ地域の44,400人に対して

ワールド・ビジョンが実施する、穀類・豆類など2,639トンの

食糧配布に役立てられた。

参考リンク

http://www.worldvision.jp/

2012年11月16日